失業・無職の不安と恐怖

解雇されて無職になる不安は計り知れません。
景気が悪い事は承知していましたが、管理人は突然職を失いました。
とはいっても退職理由は業績悪化ではなく、実際は職場の人間関係でした。

解雇理由の詳細は他記事に譲りますが、職を失うというものは怖いものです。男なら仕事してナンボ、仕事してこそ価値があると考えるものだから、「職を失う」という事は男としての自尊心を失う事につながります。

若年世代ならまだしも中年になっての失業は辛いです。中年世代ともなれば勤続年数も長く、会社への思いも強い。突然の失職ともなれば、そのショックは極めて大きいです。「何故俺がこんな目に合わなければならないのか。今まで散々会社に尽くして来たのに、こんな仕打ちはあり得ない。これからどうしたらよいのだろうか。」と途方にくれてしまうのも無理はありません。

真剣に仕事に取り組んで来た人ほどショックは大きく、暫くは茫然自失してしまうことでしょう。自尊心を破壊され、虚無感が訪れて、情緒不安定に陥る事もあります。最近の経済状況では果たしてまた仕事が見つかるのかと不安や恐怖に苛まれるようになります。失業者ならダメ人間だと自身で思い込み、酷い場合はうつ病にもなりかねません。

失業すると常に不安を抱えて生活しなければならない。長い長い暗闇のトンネルのはじまりです。

「失業・無職の不安と恐怖」への3件のフィードバック

  1. はじめまして。

    無職への経緯、現況などは若干の違いはありますが、もろもろ
    今現在の私の状態に当てはまり、理路整然とした文面で読みやすい
    ということもあり、過去ログから通して一覧してしまいました。

    しばらく更新されていないようですので、このコメをご覧になられる
    かどうか?今現在いかがなされているのか存じる術もありませんが、

    「しんどい」

    これ以上も、以下もない状態で読ませて頂いた内容は身につまされました。

    人のブログ見て、共感に浸っている場合でもありませんが、ため息しか

    出ません。

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    • 猫ッパ様
      コメントありがとうございます。当ブログをご覧下さったとの事で本当にありがとうございます。最近は更新が滞っていますが、何とか日々を生きています。現在は一応働いてはいるのですが、薄給の身で色々大変です。寒くなって来ましたのでお互い体調を崩さぬよう気をつけましょう。

      返信
  2. 失業と鬱が関連すること、完全に共感で読んでしまいました。
    私は先月末、派遣先の更新をやめ退職しました。49歳、大学生の娘2人を抱えた女です。
    夫が2年前に独立し、夫婦でやれるほどの余裕がないので私は派遣をしながら主人の仕事も手伝う、という形をとってきました。
    そんな中、私は去年乳がんが見つかり手術、今年に入って半年の抗がん剤治療の間もなんとか働き続けてきましたが部署長からパワハラまがいのことを受け→人事に異動を相談→今春晴れて異動しましたが、異動先の直属の先輩がどうも私のことを嫌いらしくどうやっても悪意にとられる為、仕事が苦痛になり職場まで遠いこともあってクタクタになり(その頃から鬱気味になったいったと思いますが)限界で辞めました。今は治療の一連が終わるまで少し休んでいますが(というか、とてもこの精神状態で働けないため仕方ないんですが)鬱だから働けないのだけど、職に就かないと今の鬱も解決しないだろう…というジレンマです。

    …人間関係、それに尽きますね。年齢がいってると仕事を教える人が(年下より)気を遣う、ということはあると思うので申し訳ないなと思いますが、私の代わりに辞める一週間前に若い女の子が同じく派遣で入り、私とは全く違う穏やかな態度で先輩が接していたのには正直かなり嫌な思いをしましたね、それでもよくしてくださる人もいたので辞めるのは本当に悔しかったです。

    派遣の仕事は選ばなければあります、が、また1から人間関係を構築するだけのパワーが溜まっていません。気楽に始められればいいのですが、やはり人間関係の怖さでドンといけません。考えて躊躇します。
    管理人さんは本当に文章が整然として読みやすいです、共感したので愚痴にもなってしまいましたがコメントを残しました。未だどうやって進んでいいのか分からないでいます。

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