失業者の選択肢「起業」‐安易な起業は身を滅ぼす

新しくできた会社と言うのは、1年以内に過半数が倒産し、5年以内に80%が消え、10年以内に95%が倒産するといわれています。10年後に残っている会社はわずか5%というデータがあります。

 

今では若干下火になりましたが、「起業ブーム」は続いています。

起業に関するセミナーや講演会も相変わらず盛況で、今では失業者だけでなく在職中のサラリーマンや主婦までがブームに加わっています。

 

早期退職で脱サラしたサラリーマンだけでなく、就職難の時代、就職せずに起業を目指す中高年の失業者もいます。かくいう管理人も多少なりとも起業を考えた時期はありました。

 

しかし、安易な起業は破滅の道につながります。10年後に残る5%の会社とて儲かっているわけではなく、サラリーマンを続けていた方が良かったという場合もあります。起業するといっても資金もコネもアイデアもなく、意欲も能力もない思いつきの起業では失敗する事は間違いありません。巷では起業成功の本が溢れていますが、どれも実現可能性は乏しいものばかりです。

 

就職できないから起業するというのはまず成功しないでしょう。

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