就業意欲を妨げる原因を客観的に整理・分析してみる

ブログを書いてきて今まで多くの方から励ましの言葉を頂きました。とても親身になってアドバイスを下さり、本当にありがたい限りです。改めて御礼申し上げます。
さて、せっかくアドバイス頂いているにも関わらず情けないのですが、「どうしてもやる気がでない」状態です。働かなくてはならないのはわかっているのですが、抜け殻状態になってしまい就業意欲を喪失しつつあります。就職活動をやるだけやって玉砕している中でやる気をなくすならまだわかるのですが、求人情報を見るだけで応募すらせず、やる気をなくしてしまっているので救いようがありません。それでも一応ネット、求人誌、ハローワークで情報収集はしています。家にいると気持ちが沈んでしまうのでなるべく外出するように気をつけています。少しでも就業意欲を取り戻そうと、まずは外出の機会を増やしたり、ジョギングをしたりして体を動かしていますが、やる気を出せずに葛藤しています。何を甘ったれた事をいっているのかとのご批判は承知ですが、気持ちを整理するため、自分の気持ちを客観的に分析する為にあえて記事を書いてみる事にしました。

 

なぜこんな状態になってしまったのか、理由を考えてみました。
①失業が長期化して無職に慣れつつある。
②仕事を選び過ぎて応募すらできない。踏ん切りがつかない。
③経験が生かせる職種がほとんどなく、異業種・未経験職種へ挑むしかないと迷っている。
④身内に不幸があり、一生懸命働く意味がわからなくなった。
⑤独身なので妻子を養う義務はない。

 

他にも理由は考えられますが、今思いつくのはこれ位でしょうか。皆様に今まで散々アドバイスを頂きましたが、やる気が出ないというのは就職活動以前の問題の様な気がします。うつ病ではないとは思いますが、通院でもすれば更に無職が長引いてしまいますし、何より自分にとっては言い訳のような気がします。最近は何とかやる気を出そうと自分を奮い立たせるのですが、気持ちが空回りしている状態です。

 

上記理由の中で私が一番気になるのは④と⑤でしょうか。働くってもちろん食べる為なのですが、誰かの為に働くのは物凄く大きな理由だと思います。私の場合は特に④の身内を支える為に一生懸命働いて来た部分が大きいです。長年に渡り病気の身内を支える為に一生懸命働いて来ました。仕事で散々痛め付けられても必死で我慢できたのも身内がいたからだと思います。私が支えなければならないという気持ちがあったからこそ、仕事を頑張る事ができました。

 

ところが身内に不幸があると喪失感で一杯になり、今まで頑張っていた気持ちも失ってしまいました。その身内の不幸とリストラが重なり、今では何のために働くのか意義を見出せなくなってしまった気がします。ブラック企業に再就職した際にも、もし身内がいれば私が頑張らなきゃならないといって、すぐに辞める事はなかったかもしれません。劣悪な労働環境の中で「もう身内はいない。私は一体何の為にここまでやる必要があるんだろう。」と虚しくなり、結局辞めてしまいました。

 

今までは身内を支える為に頑張ってきたのに、不幸があってからは頑張る理由がなくなってしまったのです。散々悩んだ末にこれからは自分の幸せの為に働くべきだとのアドバイスも貰ったのですが、あまりやる気が出ないというのが正直な気持ちです。自分の事より身内を失った喪失感の方が強く、自分の為に働くというのは強烈な動機にならないのです。
これは⑤の独身である事も関係していると思います。独身なので妻子の為に一生懸命働くという事がありません。これは既婚者からみれば羨ましいのか情けないのかわかりませんが、独身の私からみれば既婚者が妻子の為に働くというのは羨ましいともいえます。経済的事情もあり、今では30代前半の男性でも半分が未婚だそうですが、かくいう私も在職中でもとても結婚できる経済力はないと思っていました。独身は気が楽なのは確かですが、支えるべきものがないのも辛いものです。もちろんこれは独身である自分の責任です。

 

ここで全ての気持ちを書き尽くすことはできませんが、上記の理由が意欲喪失の根底にあると思います。これから結婚するのかわかりませんが、正直難しいと思っています。無職である今は当然ですが、職に就いても安定したそれなりの所得がない限りは結婚する気も起きないでしょう。

 

長々と「やる気が出ない」理由を述べてきましたが、では一体どうしたら良いのでしょうか。今の課題は「やる気をどうやって引き出すか」です。やる気が出るまで待っていたらいつになるかわかりません。今は貯蓄を崩して生活していますが、貯蓄が尽きるまで待たないとやる気が出ないかもしれません。それとももうフリーターで良いと諦めて自分だけ食べていけるバイトを探すべきなのか。応募する気力をどうやって取り戻そうか模索中です。読者の皆様はなんと情けない奴だと思われると思いますが、あえて自分の気持ちをさらけ出してみました。何度も同じ様な事をこれまで書いていますが、何とか今の状態から抜け出そうとしているのでご容赦下さい。こんな長い文章書くなら就職活動しろよと突っ込まれそうですね。

「就業意欲を妨げる原因を客観的に整理・分析してみる」への3件のフィードバック

  1. ケセラセラさん
    お久しぶりです。
    お気持ち察します。
    私も4ヶ月の無職期間で同じような悩みを抱えてました。
    結局、年収を最優先してしまったことが失敗してしまいました。
    異業種・未経験職種へ飛び込むには、我々の年齢では技術職か、マネジメントをしっかり経験しているか、営業ならば前の会社の顧客を連れてこられるか?
    その辺がしっかりとしていないと相当キツイですよね。
    40半ばに近づいてきた私は、頑張りよりも「バランス」ですね。
    今の若者に近い考え方なのかもしれません。
    お役に立てるコメントでなくて申し訳ありません[絵文字:i-229]
    一緒に頑張りましょうね!

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  2. マンタスクランブル様
    お久しぶりです。再度のコメントありがとうございます。再び転職活動中との事で大変な事とお察し致します。詳しい事情は存じ上げませんが、お体を大切にして活動して下さいませ。御自身が大変な状況なのに当方に気を配って下さり、本当に感謝しております。当方、マネジメント経験や営業経験などもないので難しいの一言です。絶望だけはしないように何とか頑張るつもりです。

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