「無職」と「自殺」の関連性について

投稿者: | 2013年2月25日

○日本の常識は世界の非常識と良くいわれる
○日本の人口は世界の人口の60分の1
○世界の60人を並べたらその中の1人しか日本の常識が通用しない
○日本の価値観は世界の価値観の一欠けら
○日本の職業観は世界中の数多の職業観の一つに過ぎない
○世界の中には家族が食べる分だけしか魚を獲らない漁師もいる
○世界では自給自足生活でつつましく暮らす農家がある
○ある国では働いて休んで金がなくなったら又働いている。
○世界では男性がほとんど働かず女性が家計を支える地域もある
○スペインでは4人に1人が失業している
○韓国の労働者の半分、若年者は8割が非正規雇用
○長い人生で誰が20歳から60歳までずっと働くと決めたのか
○1年失業したなら老後に1年余分に働いても良いではないか
○有給取得率がほぼ100%の欧米からみれば、日本の有給取得率は異常である
○高度経済成長、終身雇用、年功序列制度はもはや幻想である

 

他にも色々ありますが、後からでもできるだけ付け足したいと思っています。
なぜこんな事を突然書き始めたか、それは以下の事実があるからです。
日本の年間自殺者数は約3万人。男性が約7割。日本の自殺率は世界で8位。自殺者の約6割が無職。
私も含めてですが「無職」になると誰しも一度は「自殺」は考えた事があるのではないでしょうか。実際にそこまでしなくても、少しでも頭の片隅にでも浮かんだ事があるはずです。「自殺」の理由は「健康問題」や「家庭問題」もありますが、「経済・生活問題」、「勤務問題」といった収入や仕事に関わる部分が大きいです。失業して生活できないといった直接的な金銭問題もありますが、過労や職場の人間関係といった仕事上の原因もあります。日本では自殺と仕事・無職はあまりにも深いつながりがあるといえます。

 

さて、冒頭にいろんな情報を提供したのは、私を含めて無職者が自分を責め過ぎて最悪の事態を起こして欲しくないからです。自殺というと極端な気がしますが、働き盛りの中高年の真面目な男性ほど思い詰めてしまうので非常に危険です。事実、中高年の自殺理由の第1位は「生活・経済問題」と第2位の「健康問題」を上回っています。私はそこまでする度胸はありませんが、無職期間が長引くと考えてしまう事もあります。そこまで深刻に思い詰める事はなくても、一般的な男性なら失業して無職になればどうしても自分を責めずにはいられません。
自分を責め続けてしまった結果が「自殺」です。

 

しかし、冒頭の様に考えて、自殺を思い止まるもしくは自分を責め続ける事を止める事はできないでしょうか。
世界を見渡せば、文化や社会が違っても同じ人間である事は変わりありません。私達日本人の考えは、世界中の人間からみれば少数派に過ぎません。日本の男性が朝から晩まで過労死寸前まで働き家族を支えるのが、必ずしも正しいとは限りません。そうした考えは世界の中では普通ではないのかもしれないし、日本の中でも時間軸でみれば昔又は将来は全く違うかもしれません。例えば、10年後は非正規雇用が8割になるかもしれないし、正規も非正規も区別がなくなるかもしれません。そうしたら正規雇用にこだわる必要もありません。又、もしかしたらワークライフバランスが進んで、国の政策で9時から5時までしか働けなくなるかもしれません。ですから、今私達失業者が考えている常識や悩み事は世界の中、そして人間の歴史の中ではほんの一部分に過ぎないのです。こうして考えてみれば、失業・無職に対して自殺を考えるほど悩む事はなくなるのではないでしょうか。全く悩まないのは無理だとしても、少なくとも自分の罪悪感を和らげる事はできると思います。

 

日本は本当に生き辛いんですよね。もっと社会の価値観が変わるべきだと思います。やっぱり自殺するほど仕事の事で悩まなければならない社会なんておかしいです。

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「無職」と「自殺」の関連性について」への10件のフィードバック

  1. NINJA

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    かなり、話が大きくなっていますね。
    自殺を思い止まってほしい気持ちは分かるのですが、現実は管理人さんが失業中で無職だということですよね。
    悪いことばかりのようですが、TOYOTAでは終身雇用を守り、定年を延長して社員を雇用し続けると言っていますし、ローソンでは子育て世代のボーナスを上乗せすると言っています。
    「日本は生きづらい」その通りですね、しかし海外のことを持ち出したり、日本の問題点を連ねても、自分たちは現状で仕事を探し働いて生活をしなければいけないのです。
    10代、20代の若さなら語学力を身に付け海外で働くのも、いいでしょうが40代になれば日本の文化の中で生活するのが精いっぱいですし、況してや文化や雇用形態を変えるなど出来ません。
    前回の書き込みで「自己分析」がありましたが自己分析は結構ですが時間をかけて自己分析をしても、それを職探しに反映させるのは、むずかしいと思います。
    資格もなく、未経験の職に就けるのは20代までです。
    自己分析が悪いのではないのですが、その時間を資格取得に充てる方が現実的です。
    就きたい職に関係ない資格を取得しても無駄にはなりません。
    なぜなら第一に、その人を最初に判断するのは履歴書なので資格欄が空白より数が多い方が有利でプラスその資格取得に費やした努力は認められます。
    実際、多くの人が自分のやりたい仕事ではなく、これなら自分でも出来そうだと思って仕事をしていると思います。(統計を取った訳ではありませんが)
    私は、大型の運転をしているのですが正直1日4,5時間運転しても全く苦になりませんが過去に倉庫内の仕事をしたときは3ヶ月で嫌になりました。
    自己分析をしてみると過去に長く続いた仕事は運転を主としたものでしたので事務仕事や倉庫内作業は自分には向いていないと思います。
    それとは逆に運転は嫌いで事務職が最高という人もいます。
    「自己分析」は、この程度で充分ではないでしょうか。
    今の日本は、ネットで買い物、調べもの、書類のDL、求人の応募と便利になっています。
    20年前はPC、インターネット、携帯電話も一部の人の、モノでしたし企業のPCは専用プログラムで他に応用出来ないものでした。
    その反面、現在はPC一台で事務社員の10人分稼働しますし小売店では売れた商品を自動で計算し自動発注、製造現場ではオートメーション化、ガソスタはセルフ式などなど、世の中便利になればなるほど働く場が少なってしまいますが今更過去の生活には戻れるはずもありません。
    他の方のブログを見ていると皆さん短期でも仕事をして職探しをしていますよね、社会の感を失わない内にバイトをするなり、講習を受けるなりしないと面接に行っても、この期間、何をしていたんですか?と言われてしまいますよ。
    自分がしたい仕事から自分でも出来そうな仕事と切り替えて応募して条件が合わなければ面接時に辞退しても、いいんではないでしょうか。
    みんな嫌な上司がいても話を合わせ機嫌を取ったり、仕事の愚痴を言いながら稼ぎがあれば、うまいもの食えて、欲しいもの買えると思い、我慢、我慢で頑張っています。
    このブログで再就職の書き込みがあることを願っています。

    返信
  2. yuki

    世界に目を向けると ほんとう 働いてない人 多いよね~
    先日も国営放送で そういう国のこと やっていたけど
    働くのは主に女性で男たちは道端で井戸端会議とか・笑
    日本は働くという水準が厳しいんですよ
    だからといって・・生産能力が一番かというと そうではなく・・
    単にまじめなだけかも~?
    管理人さんも自分ひとりくらいが食べてゆくくらいの蓄えがあるんであれば 無理して労働することないと思いますね
    実際 アラフィフにもなると仕事などないし・・

    返信
  3. エスケープ

    ケ・セラ・セラさん
    こんにちは、エスケープです。
    どのようなお気持ちで、この「無職」と「自殺」という記事を書かれているのかわかりませんが、あまり思い詰めない方が良いと思いますよ。
    私も同じ中年独身男性で無職という境遇ですが、正直、たとえ再就職を果たしても、先が見えているというか、なんかエンジンかからないという気持ちになることはあります。でも、下ばかり向いていてもしようがないし、日常の中にもささやかな幸せを見つけることです。例えば、道端にさいているタンポポの可憐さを愛でたり、雪の下から顔を出した蕗の薹を見つけた時の喜びとか…私は、こういうのが日常の中のささやかな幸せだと思います。
    私は、幸いにも田舎に両親ともども健在です。しかし、実家に帰って顔を合わせたり、電話で話すことが出来る時間は、確実に少なくなっています。そうです。いずれ親は亡くなるのです。私たちの年代では、そろそろ、両親をはじめ、親しい方との別れが迫っています。しかし、例え、今現在、どんなに辛い境遇でも自殺は良くないと思います。私たちを取り巻く色々な方が悲しむことになります。
    ケ・セラ・セラさんの周りにも必ず悲しむ方がいるはずです。ですから、ご自分なりに精一杯生きていきましょう! 私も精一杯生きていこうと思います。
    正社員にこだわっていた私の再就職活動ですが、昨日、初めてアルバイトの面接を受けました。また、明後日は正社員の仕事の面接も入りました。アルバイトも正社員の仕事も今までやってきた業界・仕事とは全く異なるものです。以前にもコメントさせて頂きましたが、「最初から成功を求める」のではなく、「失敗」を恐れず、次の「成功」に結びつけるための通過点だと思い、私も歩き出しています。
    私の場合の再就職は、もちろん生活のためでもありますが、社会との接点というか、人との繋がりが欲しいというのが最大の理由です。独りは、やはり寂しいですよね。家に引きこもらないで、外に出ましょう。ケ・セラ・セラさんのことを見守っている方が必ずいると思います。ブログ上ではありますが、今後も私はケ・セラ・セラさんのブログに訪問させて頂きます。一人ぼっちでは、ありませんよ。

    返信
  4. ケ・セラ・セラ

    NINJA様
    いつもコメントありがとうございます。
    厳しいご指摘に身が引き締まる思いです。
    何とか前を見て進みたいと思います。
    yuki様
    コメントありがとうございます。
    そうですね、日本は本当に生きづらいと思います。
    日本社会の中で生きてきた私達にとっては、
    無職でいる事はまるで犯罪者の様な気持ちです。
    今回の記事は私を含めて真面目過ぎる日本人が罪悪感を感じたり、
    心を病んでしまう事を少しでも防ぐ為に、自戒の意味を込めて書きました。
    今まで散々自分を責めてきたので、これを読んで少しでも正常な精神状態を保ちたいと思っています。
    エスケープ様
    コメントありがとうございます。
    そうですね、日常のささやかな幸せを楽しめる心の余裕を持てればいいなと思っています。
    今回の記事は無職の罪悪感を少しでも和らげる為に書きました。無職といっても別に悪い事をしているわけでもないし、迷惑をかけているわけではありません。私も散々自分を責めましたが、責めても事態が良くなる訳でもないし、むしろ心を病んでしまいます。私もいい加減決めたいと思っていますが、自分自身を正常な精神状態に持って行く事に悪戦苦闘しています。それでも何とか一歩でも前に進みたいなと思います。貴重なアドバイスをありがとうございました。

    返信
  5. HAL

    私も先月末で職を失い、再就職活動しています。不採用通知が続いて届き、人と関わる事が減ってきて…社会から必要とされていないような気がしてほんとうにツライです。
    そんな時こちらのブログに出会い読ませてもらいました。
    同じ思いの人がいる!私も頑張らないと!って思いました。
    馬場俊英さんのスタートラインっていう歌知ってますか?聴いてみてください!私はとても助けられています。
    明けない夜はないです。必ず明るく前が開ける時がきます。

    返信
  6. ケ・セラ・セラ

    HAL様
    はじめまして!コメントありがとうございます。失業、再就職活動は本当に辛いですね。お気持ちお察し致します。孤独で社会から疎外された気持ちで頑張り続けるのは限界があります。馬場俊英さんのスタートラインですね、ぜひ聴いてみたいと思います。本当にありがとうございます。

    返信
  7. スキーキャプテン

    初めてコメントします。
    無職と自殺という事について、自分も40歳手前で11年勤めた会社を退職→無職になり、追い詰めれてます。体調を崩して辞めたのが大きな要因ですが、離職票を持ってハローワークに行く気力が湧かなくて、そしてだんだん追い込まれる自分がいます。
    日本は多様性よりも画一的を好むので、それると挫折感が半端ない事、学校に行けないとか、定年前の無職状態がまるで罪人のように感じます。働かざるもの食うべからずとか。何も罪を犯したわけでなないのに・・・・・
    あと、日本において再就職活動って本当に厳しいです。なんで辞めたのか執拗に聞かれたり、なぜこの会社なのかとか。何となく働きたいのはダメなんですかね。甘いとか叩かれそうですが。
    自己責任論者からすれば、弱気も自殺も馬鹿馬鹿しく見えるんでしょうし、履歴書に空白作る暇あったらさっさと動けなんでしょうけど、今の自分が言えるのは、「その通りです!」くらいでしょうか。最近ダルさに悩む今日この頃です。

    返信
  8. ケ・セラ・セラ

    スキーキャプテン様
    コメントありがとうございます。「無職と自殺」の記事については自分自身の心境を表現致しました。仰るとおり、無職の時はまるで罪人の様な気持ちで生きた心地がしませんでした。私も経験しましたのでスキーキャプテン様の心情が痛いほど良くわかります。罪悪感を感じて焦ってしまうと思いますが、真面目な人ほど悩んでしまいます。義務感で働かなければと思っている間は辛いと思いますので、少し休んでも良いかもしれません。苦しんでいるのは貴方様だけではありませんので、あまり思い詰めない様にしましょう。

    返信
  9. 春一番

    初めまして、春一番と申します。
    今年で52歳になる結婚暦無しの独身男です。
    私も今は働いておりません。
    失業して1年5ヶ月になりますが、自殺を考えるまで追い込まれはしませんでしたが、精神的にかなり不安定になりました。
    今は国民健康保険料と国民年金保険料を払いながら、貯金と退職金で暮らしています。
    できる事なら働きたいという気持ちはありますが、辛い思いをしてまで働こうとは思っていません。
    私は19歳から30年半正社員として働いてきました。
    その間1度だけ転職を経験しました。
    最初の9年半:従業員数100人規模のソフトウェア開発の会社
    その後の21年:地元の一部上場企業(主に電線等を造る会社)
    正社員時代は比較的順風満帆でしたが、2008年のリーマンショックの影響で会社が3期連続の赤字に転落し、人員削減をする事になり早期退職しました。
    表向きは早期退職という事になっていますが、部長から3回も面談に呼ばれ、遠回しに早期退職を迫られ応じるしかありませんでした。
    再就職支援会社のサポートを受け、早期退職して2ヶ月後に洗濯機を造る工場で派遣として働き始め、3ヶ月後には契約社員に登用されました。
    ですが契約社員になった途端にきつい仕事に回され、年下のリーダー
    から度々怒鳴られる等のパワハラを受けるようになりました。
    そして売上げ減少により契約の切れる2013年6月末で解雇され、再び無職になりました。
    早期退職した時は、前向きな気持ちで積極的に幾つかの求人に応募しました。
    ですが派遣社員~契約社員として製造現場で働いた最後の1年3ヶ月間はとても辛い思いをしたので、働く意欲を無くしてしまいました。
    年齢的な事もありますが、どの求人を見ても自分が出来そうな仕事は無く、完全に自信を失ってしまいました。
    今のところは年金が貰える年齢になるまで、貯金と退職金で暮らしていくつもりです。
    結果的にはちょっと早い早期リタイアとなってしまいましたが、自分としては働けるところまで働いたという気持ちはあります。
    勿論この年で働いていない事への負い目を感じているのも、また事実なんですが。

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  10. ケ・セラ・セラ

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    春一番様
    コメントありがとうございます。春一番様もこれまで大変な苦労をされてこられたと思います。心中お察し致します。失業中との事で精神的に不安定な気持ちになるのは当然だと思います。私の回答というか意見は最新の記事にて述べさせて頂きましたので、宜しければ御覧ください。

    返信

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