何を楽しみに生きて行くか‐将来、家庭、正規雇用について

アルバイト生活も板についてしまい、日々の生活に夢中で先の事など考える余裕がありません。日雇い労働者の様な気分ですが、本当に1日1日過ごすだけで精一杯です。愚痴ばかりの記事になってしまって申し訳ない限りですが、愚痴しか出ないので仕方がありません。ご容赦下さい。

 

さて、最近頻繁に考える事がこの先何を楽しみにして生きて行こうかという事です。自分の将来を考えればあとウン十年は生きなければなりません。途中で大病を患う可能性もありますが、普通に生きれば先は長い人生です。未だ独身なので結婚も考えたりしますが、今更どうにもならない気がするのが正直な気持ちです。不安定なバイトでは家族は持てないだろうし、健康に対する不安もあります。仮に家族を持ったとしても子供が成人するまで無事に育てる事ができるか不安です。ビッグダディはあるインタビューで経済的理由は言い訳に過ぎない、「なんとかなるさ」で行動すれば本当に何とかなるものだといっています。3人分の食べ物しかないのに4人目ができたら4等分すればいいじゃないかとも言っています。

 

まあ、良く考えなくてもその通りだと思います。さすがにビッグダディのような家族は持てなくても1人、2人の子供を持つ家庭なら「なんとかなるはず」です。要は本人の気持ち次第でしょう。だとすれば本人の気持ちは強くないんでしょうね。はっきりいってもうどうでもいいやというのが本音です。

 

さて、それでも家庭を持つなら安定した仕事は欠かせません。結局、ここに行き着いてしまうのですが、バイト生活ではどうにもなりません。正規雇用を目指さなければならないのですが、正規雇用の現状を知ると意気消沈してしまいます。低賃金、重労働、長時間、サービス残業、パワハラのオンパレードで体を壊したりうつ病を患う事も少なくありません。私自身も再就職で一度は正規雇用の地位を得ましたが、前述の実態を経験して辞めざるを得ませんでした。私だけでなく、「中高年闘いの日々(元「中高年失業中日記」)」ブログの著者は連日パワハラを受け、帰宅は深夜になっているそうです。休みも少なく連日神経をすり減らして馬車馬の様に働く事実を聞くと、果たしてそこまでして正規雇用の地位を得たいのかと自問自答してしまいます。私自身のケースでもサービス残業の労働時間を入れると社会保険分を考慮してもアルバイトの時給の方が良くなってしまいました。正規雇用でそれなりの給料だとしてもサービス残業を入れればアルバイトより悪い条件になってしまいます。正規雇用だからといって際限なしに残業させるので、ただ単に長時間労働で給与を稼いでいるだけなのが実態です。

 

そんな事を考えると正規雇用の地位が喉から手が出るほど欲しいものなのかわかりません。もちろん、全部が全部そうではないでしょうが、私が知る限りでは間違いありません。さりとて不安定なバイト生活をいつまで続けられるか、このまま孤独な生活を続けるのか、私が何を楽しみに生きて行こうかと考える理由がそこにあります。

コメント

  1. NINJA より:

    社会に出てずっと正社員で働き、尚且つ人生がうまくいっている人が、このブログを見ると「負け組の人間の発想だと」思うかもしれません。
    私も社会人としての大半をパート社員で過ごした、いわゆる負け組のひとりです。3年ほど前から正社員として働き最近やっと貯蓄も出来るようになりました。しかし休みは週一回、祝日は交代で出勤、繁忙期は休みなし(休日手当は出ますが)かと言って年収は低く決していい環境ではありません。年配の社員は息子の方が給料がいいと言っていました。失業時期の最悪な状況を考えれば、まだましだと思い働いています。
    管理人さんのように何事も悪い方向に考えるときりがありません。まだバイトの職があるだけましです。それに普通に考えれば今後の人生が目覚ましく発展するとも思えませんから自分は負け組だと考え、その中で人生の楽しみを見つければ、いいのではないでしょうか。
    私自身も、独身で婚活なども考えていません。今後の人生に夢も持っていません(虚しくなるだけなので)ただ今は一人の方が自由に外食も出来るし買い物も出来るしと割り切り生活しています。
    ビッグダディなどテレビ慣れした、ただのバカです。あの取材で相当な出演料も得ているそうだし、何と言ってもあんなバカ親のもとに生まれて苦労しているのは子供たちです。子は親を選べないと言いますが、私も駄目な親の元で育ちましたからあの番組は気分が悪くなるので見ませんでした(結局子供がもうテレビに出るのは恥ずかしいと言って打ち切りになったそうですが)
    まずは毎日働くことだと思います。人間は裏切るが、お金という紙切れは裏切りません。人間お金があれば気分も良くなるものです。人間は自分達が造ったお金という紙切れに踊らされ、泣き笑い、苦労しています。残飯をあさり勝手に死んでいく野良ネコを見ていると自由気ままで、いいなと思うこともあります。
    日本人がチラシを見て安い!安い!と喜んでいる以上は日本の景気は良くなりません。安いものを売るために生産拠点を中国から東南アジアに移し、輸送コストカットで運送屋はボロボロのトラックで走り回っています。公共工事を増やすと言ってニセバブルで景気回復を狙う自民党、残念過ぎます。
    なぜ物が値上がりしても生産拠点が国内に集中し税収が増え国の借金が減り増税しなくてもよくなり、生活が潤うと言えないのでしょうか?
    また文章が長くなりました。負け組の愚痴だと思って聞いて下さい。

  2. ケ・セラ・セラ より:

    NINJA様
    コメントありがとうございます。非常に説得力のある重いご意見を下さり感謝致します。まあ「社会に出てずっと正社員で働き、尚且つ人生がうまくいっている人」はこのブログを読む事はないでしょう。失業、転職、再就職で苦しんでなければこのブログに辿り着く事はないはずです。
    また、ご指摘はありがたいのですが、私は自分を「負け組」だとは思っていないし、世間の様に「勝ち組」、「負け組」の分類には賛同致しません。少し極端ですが、最近のテレビ番組で「世界の村で発見!こんなところに日本人」、「世界の果ての日本人~ここが私の理想郷~」や「ボンビーガール」など、自ら目標、目的、居場所、生きがいを見つけて充実した幸せな人生を送っている方々を羨ましく思っています。「ボンビーガール」は少し毛色が違いますが、日本には住まずに南米やアフリカで不便で経済的に苦しい生活をしながらも笑顔で心が満ち足りた人生を送っている日本人を紹介している番組を見ると、人生は金だけじゃない生き方もあるなと感心してしまいます。「ボンビーガール」に登場している女性も確かに経済的には貧しいですが、心まで貧しいわけではありません。
    もちろん、日本で経済的な生活をしている以上、お金の有無は幸福度に影響する事は間違いありません。毎日の食事にもお金がかかりますので、綺麗事だけで済まないことは重々承知しています。
    しかし、人生の勝ち組や負け組みを全て経済的な基準だけで判断するのは賛同致しかねます。経済的には苦しくても自分が納得した生き方をしていると胸を張っていえるならば、私は立派だと思います。

  3. はっしー より:

    何を楽しみに生きていくか。自分の場合は資格取得を目指してまして、資格と今までの経験を武器に、転職を成し遂げて、生活をもう一度、再構築することですかね。もちろん叶わないかも知れませんが、諦めてしまったり絶望したりすれば、自分を維持できなくなるような気がします。
    普通に稼いで結婚して子供の一人でも‥。昔なら難なくかなえられたところなのに、今の時代は苦しい。だからと言ってそれらの暮らしを放棄して、勝ち組や負け組などと、自分を蔑むようなことを私は言えないです。
    人間は幾つからでもやり直せる、諦めてしまったら終わりだし、少しのお金で、ささやかな楽しみに癒されることも必要なんでしょうけど、結局は心が晴れないんです。それに身から出たさびも有るわけで、そこで絶望してしまったら、本当に人生が終わってしまう、そんな気がするから、しっかり生きなきゃと思うんです。

  4. ケ・セラ・セラ より:

    はっしー様
    コメントありがとうございます。資格取得を目指しているとの事で大変立派だと思います。陰ながら資格取得と転職成功を応援させて頂きます。時代が変わってしまって家庭を持つ事も大変ですが、夢や希望を持ち続ける事は大切ですね。夢というと大袈裟ですが、人生に何も希望がなくなったら寂しい限りです。「人間は幾つからでもやり直せる、諦めてしまったら終わり」とはまさにその通りですね。

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