新築分譲ブームと空き家問題について‐人口減少社会でそんなに必要か

最近気になって仕方ない事といえば、街を走っているとどこもかしこも分譲地、分譲住宅、分譲マンション、新築住宅が溢れかえっている事です。日本人は新品が好き、中古は好まないとはよく言ったもので、住宅に限らず、物は壊れたら直さずに新しいものに買い替える場合が多いようです。もちろん、誰もが皆そうではないでしょうが、全体的に見れば新品を好むのは間違いないのでしょう。

住宅についてはそれが顕著で、中古住宅というのはあまり聞きません。むしろ、街の至る所に分譲地や新築住宅が建てられており、一体日本人はどれだけ新築住宅が必要なのかと思ってしまいます。一方で、総住宅数に占める空き家の割合、いわゆる空き家率は13.5%に達しており、7軒に1軒が空き家といわれています。

 

もちろん、個々の空き家は老朽化等で居住困難となっている場合もあるので一概にはいえませんが、日本全体の人口が減少傾向にある今、新しい家を建て続けて一体どうするのかなと思ってしまいます。人口減少、高齢化の進展、経済活動の縮小、社会保障費及び財政赤字の拡大と10年後、20年後の日本は確実に弱体化しているのではないでしょうか。

コメント

  1. より:

    7月末に退職して次の就職先をさがしている者です。
    6月半ばから有給に入り転職活動を行っていますので、実質二ヶ月半無職状態です。
    実は初っ端から内定が貰えたのですが、条件が合わずに辞退して、それから5連敗中…。
    警察官採用試験と市営地下鉄職員も視野に入れて勉強しながらの活動で、なかなか身が入らず、モチベーションが落ちてきている中こちらのブログを拝見して、自分だけではないと少し心が軽くなりました。

  2. ケ・セラ・セラ より:

    あ様
    コメントありがとうございます。当ブログの更新が不定期のため、返信も遅くなってしまいました。お詫び致します。さて、当ブログを閲覧して下さるだけでなくコメントまでして頂けるとはありがたい限りです。心から御礼申し上げます。どのような仕事を探しておられるのかわかりませんが、御健闘を願っております。何か進展等ありましたらまたコメント下さるとうれしいです。ありがとうございました。

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