THE MANZAI でみた芸人の厳しさ

先日、今年の漫才グランプリを決める「THE MANZAI」を見ました。
芸人で身を立てる事がいかに難しいかはよく聞くのですが、
この番組をみて改めてその厳しさを感じました。
管理人はお笑い関係の仕事には無縁ですが、お笑い番組を見るのは大好きです。
笑う事が少ない生活の中で、精神的健康を保つにはお笑い番組は最適です。
THE MANZAIには10組程度の決勝進出者が出ていましたが、この10組は1600組以上の中から選ばれたようです。
競争率の高さにも驚く限りですが、10組の決勝進出者の漫才にかける意気込みにも驚かされました。
番組から決勝進出を伝える金色のカードが届くのですが、少なからず号泣している芸人がいました。
苦節13年、全く売れずに何度も芸人を辞めようと思ったといいます。
他にも一度は解散したコンビや相方を何度も変えている芸人など、
芸人の厳しい現実が伝わってきました。
華やかなお笑いの陰で決勝に進出できなかった1600組近くの芸人達、
そして決勝進出できた10組のコンビでさえも
辛酸を舐め続けてようやくここまできたという現実が垣間見えてきました。
それにしても、厳しい現実の中で何年もお笑いを続けていくのは凄いと思いました。
泣かず飛ばずで収入も少なく厳しい生活が続けば普通は諦めてしまいます。
多くの人はそれで辞めてしまうのでしょうが、それでも耐え続けて道を突き進む精神力は驚嘆に値します。
会社勤めの感覚が身に染みている管理人にとってはその心境は到底計り知れません。
とてもその気持ちは理解できないと同時に、羨ましくも思えました。
一度しかない人生を精一杯生きている人達がそこにいる気がしました。
例え売れても売れなくても一生懸命生きる事で後悔しない人生を送っているのだろうかと、勝手に推測してしまいました。もちろん、一度も日が当たらずに辞めていった数多くの人達は後悔している方も多いのかもしれません。真相はわかりませんが、おもしろい漫才で笑いつつもそんな事を考えさせられた番組でした。

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