太陽光発電の営業職の募集・求人と太陽光発電の経済性・将来性について

投稿者: | 2012年4月15日

「住宅営業職」の求人募集に負けずに多いのが、「太陽光発電の営業職」の募集です。

太陽光発電とは巷でよくいう「ソーラーパネル」とか「オール電化」の事です。最近は震災の影響で若干下火になりましたが、それでも時代の流れとして依然普及の一途を辿っています。

電力不足、計画停電など電力の節約が叫ばれる中、自然エネルギーで自家発電できる「太陽光発電」は一過性のブームではなく、将来に渡って続く成長分野である事は間違いありません。

 

震災時、オール電化の世帯が電気もガスも全く使えず、「ガスの必要性」と「電力だけに頼るオール電化の弱点」が指摘されました。一時的にオール電化の営業は下火になりましたが、現在は盛り返しているようです。オール電化も自家発電のソーラーパネルと組み合わせる事でその弱点を補強しているようです。つまり、停電時でも太陽光発電で電気を使えるというわけです。

さて、時代の流れといえる「太陽光発電」ですが、実際の営業は昔ながらの訪問販売が多いようです。管理人の自宅にも何度も来ましたが、あまりのしつこさに辟易してしまいました。

 

確かに太陽光発電のメリットは理解できるのですが、金額があまりにも高すぎます。一式揃えれば百万、二百万は当たり前で、本格的なシステムを導入すれば三百万円は下らないです。営業員は公的な補助金が出るとか、電気代が節約できるし、余った電気は売ることができるとかアピールしてくるのですが、必ずしも元が取れるとはいえないようです。

 

例えば、二百万のシステムを導入したとして、果たして何年で元が取れるでしょうか。ソーラーパネル、オール電化を導入したとして、電気代・ガス代をいくら削減できるでしょうか。各家庭の地域や使用状況により削減幅は違うでしょうが、例として光熱費が月々2万円として1万円削減できるとします。月1万円削減できるならば年間12万円、10年間で120万円で、20年で240万円の削減です。200万円の削減効果を見込むなら約17年が必要となります。単純計算すれば月1万円の電気代削減で17年間稼動してようやく元が取れる計算になります。

 

しかし、これは元が取れる計算であって、ここまでは太陽光発電を導入して得する話ではありません。17年経って元が取れてようやくスタート地点に立てます。17年後から月々1万円の電気代が浮く事になり、それからはじめて得することになるのです。

 

ところが、果たして本当に17年後から得するかといえば、疑問を抱かざるを得ません。なぜなら、太陽光発電システムの維持費を計算していないからです。そもそも太陽光発電システムが17年もメンテナンスフリーで稼動するとは思えません。200万円で購入したとしても、17年の間に数十万円位は維持費がかかるはずです。だとすれば元を取るには20年以上はかかるはずで、20年後に故障してしまったら経済的には全くプラスにはならないのです。それに維持費が数十万円で済めば良い方で、システム全体が故障して全損するリスクもあるでしょうし、経年劣化して発電効率が下がる事もあり得ます。

 

こうした管理人の疑問に営業員は満足の行く答えを得ることはできませんでした。普通に計算すれば割の合わないシステムなので、高額なシステムを販売する営業員は大変です。客にシステムのメリットを誇大強調して信じ込ませ、導入すれば非常に得だという事を売り込むのです。管理人の場合は本人は元が取れない事がわかってましたが、家族が過大なメリットを信じ込んでしまい、説得するのが本当に大変でした。家族に懇々と費用対効果を説明し、営業員を議論で打ち負かしてようやく訪問販売を終わらせた経緯があります。

 

全部が全部このような営業スタイルではないでしょうが、太陽光発電の訪問営業は本当に強引でした。太陽光発電自体は素晴らしいシステムで、最近は大手電機メーカーやホームセンターでも販売しています。ですからシステム自体は将来性はあると思われますが、従来型の訪問販売営業が続いていくかは疑問です。営業職の求人募集は頻繁に行われているようですが、このような強引な手法がまかり通っているのは残念です。管理人としても失業中の身とはいえ、強引な訪問販売員にはなりたくないのが正直な気持ちです。

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