再就職活動前の棚卸し③‐自分の「能力の棚卸し」

投稿者: | 2012年10月1日

今まで「職歴の棚卸し」「心の棚卸し」と再就職活動をする前にしなければならない事を述べてきましたが、今回は自分自身の能力の棚卸しについて話をします。

「能力の棚卸し」とは「職歴の棚卸し」と関連しているのですが、職歴や資格といった記録に残るものではなくて自分ができる事です。

例によって、必ず紙に書いて自分の目で客観的に見る必要があります。

はじめは深く考えずに、これもできるあれもできると仕事に関連した能力を書き出します。

例えば、情報収集ができる、計算ができる、企画立案ができる、プレゼンテーションができる、教えるのが上手い、クレーム処理ができる、リーダーシップがある、部下を管理できる、コミュニケーションを円滑にできる、など何でも良いので書いてみるのです。

どれも仕事に必要な立派な能力ですが、職歴、経験、資格といったアプローチの仕方では浮かんできません。実際に紙に書き出して見る事によって、客観的に自分の能力を認識する事ができます。

次に、各能力の度合いについて個別に検証して掘り下げていきます。例えば情報収集ができるとはどの程度を指すのか、単にネット検索ができるだけなのか、あるいはネット、書籍、知人、現地調査等あらゆる手段を駆使して情報を集めレポートを作成できる程度なのか、具体的に詳しく書いて見る事です。ここで書けずに行き詰ってしまうようなら、その能力はあまり高いものではないという事になります。逆に、具体的に長文でかけるようなら自分にはそれだけ奥の深い能力があるという事になります。

例えば、人に教える事がうまいというのも立派な能力の一つです。先輩、上司として新入社員の面倒は必ず自分がしてきた。何も知らない新人に一から丁寧に教えて、常にわかりやすく、我慢強く長い目で接してきた。新人が萎縮せず、聞きやすい雰囲気を心がけ、自ら成長を目指す環境を築いてきた。これはもう立派な仕事の能力です。もちろん、職場が違えば同じ様にはいきませんが、これは企業で求められる人材育成能力で十分通じるところがあります。

このように一つ一つの能力について検証していくと、次々と自分の能力が浮かび上がってきます。この作業はすぐには終わらず、じっくりと考えこむ事も出てくるでしょうが、ここでスラスラと出て来ないのに面接でスンナリ答えることはできませんので、怠る事はできません。実際に紙に書き出して言葉として表現できるようになれば、十分能力としてアピールできるようになるはずです。

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