就職相談の内容‐就職活動の方向性について

先日遠出をして「就職相談」をして来たのですが、今日はその内容を述べてみたいと思います。
今までハローワークで職業相談なるものは何度も受けてきましたが、就職相談なるものを受けたのは初めてでした。ハローワークの職業相談は基本的に求人検索で自分で探した案件を相談するというのが基本姿勢です。もちろん、個別案件ではなく職種全体の事や就職活動の方向性といった事も相談できるのですが、職員に求人票を持っていって質問・相談するのが基本的なスタイルではないでしょうか。

 

一方、今回の就職相談については個別案件というよりも職歴、経験や興味を踏まえて、就職全体の相談に乗ってもらう形でした。この年になって今更就職相談かといわれそうですが、長年勤めた会社をいきなりリストラされて再就職にも失敗すると、完全に方向性を見失ってしまいます。自分が一体何を探しているのか、どういう生き方をしたいのか、どんな仕事で食べて生きたいのかといった根本的な部分で活動をしたいと思うのですが、焦っているのでどこでも良いから就職したいという気持ちにも駆られてきます。冒険もできる年齢でもないし、またすぐ辞める失敗もしたくないという事で堂々巡りになってしまいます。

 

就職相談では自身のこれまでのキャリア、家族構成、本人の希望、雇用状況などを踏まえて、今後の方向性を相談させて頂きました。在職中は仕事に夢中でしたし、身内の世話もあってその日の事で精一杯でした。よく長い目でキャリアを作るとか人生設計を立てなければならないとか言いますが、この不景気の中はいつでも職を失う事もあり、たとえ一年先でも計画など立てられないのものです。現実にはこの不景気の中でリストラされ、せっかくのマイホームを手放し、尚残った住宅ローンを返済しなければならない方も大勢いるそうです。

 

話が逸れてしまいましたが、私の場合はこれまでのキャリアだけに固執せず、少しでも関連性のある案件に応募するべきだとアドバイスを頂きました。前職関連の仕事は正規雇用はほとんどなく、ハロワ案件でも100件中2、3件程度です。その2、3件から更に選ぼうとすれば応募する案件などあるはずもありません。そんな事情でないといって無駄な時間を重ねても、いつまで経っても仕事に就けません。キャリアにマッチした案件でなくても少しでもこじつけて、興味を持った仕事やできそうな仕事を探した方が良いといわれました。相談員の方は私のキャリアをみて少しでも関連性のある仕事のヒントを与えてくれ、今後の活動の参考になりました。まだ書きたい事がありますが、また次回にします。

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