面接対策として「後ろ向き」な離職理由・退職理由を「前向き」に変換する

投稿者: | 2012年10月1日

前回「なぜ前の会社を辞めたのですか?」で述べましたが、面接では離職理由は必ず聞かれます。

離職理由の説明で人間関係の不満等、ネガティブ、「後ろ向き」と捉えられてしまう回答をしてしまうと面接が不利になってしまいます。

ですから、例えそれが事実だとしても、事前にその「後ろ向きな理由」を「前向きな理由」として消化整理、変換しておかなければなりません。では実際にどのように「前向き」にするかといえば、次に例を挙げてみましょう。

 

まず、離職・退職理由をできるだけ挙げてみましょう。

○上司との不和、イジメによる解雇・リストラ ○ワンマン経営 ○ゴマ擦り強要 ○愛人・女性のみ重用 ○イエスマンしか使わない ○仕事を任されない、将来の不安 ○長期就労でマンネリ化 ○スキルが修得できない ○キャリアアップできない ○昇給なし ○コスト削減で残業手当なし

手前味噌で恐縮ですが、これは管理人のケースの場合です。個々人で理由は異なりますので、自身で書き出してみましょう。

 

もちろん、離職・退職理由をこのまま説明したらまず採用されませんので、自分なりにこれらを取捨選択してプラス思考に消化する必要があります。

まず、上司との不和、イジメによる解雇、ワンマン経営、ゴマ擦り強要、愛人・女性重用の4つはどう考えても変換不可なので、捨ててしまいます。とすると残った理由で「前向き」な離職・退職理由をつくるしかありません。

本当の離職理由は、「ワンマン経営の上司で愛人と気に入った女性しか重用しないため、仕事を任されず窓際に追いやられる。仕事を任されないので、スキルも身につかないし、昇給、昇進もしない。キャリアアップもない。年だけを重ねてマンネリ化し、将来が不安になる。」です。

これを、「長期就労で経験を重ね、一定の能力を身につけました。別の職場で新たな経験・能力を活かして、一層のキャリアアップを目指す為に離職致しました。」とこのような感じでポジティブに変換します。

前職と関連のある業種ならこの離職理由でも大丈夫でしょうが、異業種である場合は、又別の変換が必要になってきます。志望動機と絡める形で理由を考えた方が良いと思います。

すなわち、「今応募している仕事がやりたいから離職しました。」といった情熱を訴える形でも構いません。何の仕事でも給料貰えれば良いと考えているなら別ですが、応募する以上は仕事に興味がある事は間違いありません。情熱の度合いはともかく、どうしてもこの仕事がしたかったとアピールする事は決してマイナスにはなりません。

 

実際、雇用者側にしても離職理由についての質問は社交辞令的な会話である事もあり、あまり重要視されないケースもあります。質問の本当の目的は応募者が前職で問題を起こしていないか、又職場に馴染めるか探りをいれているのです。面接でバカ正直に上司と喧嘩したとか同僚と揉めたとか、前職場の不平不満をぶちまけたりすれば一気に評価は下がります。次の職場でも人間関係で辞めるのではないか、次の面接ではこの職場の悪口をいわれるのではないかと思われてしまうのです。前職場の悪口や不平不満を言わないのは社会人としてのマナーと考えられており、もし面接でこれらを話せばマナーがない人だと評価されてしまう場合があります。

ですから、離職理由が人間関係だとして建前で情熱やキャリアアップを回答したとしても、面接官は実際は違うだろうとお見通しという事も珍しくありません。それでもこちらから話さなければ真実はわからないのですから、無理に話す必要はありません。それよりも面接官は前職の不平不満をいわないマナーを求めている場合が多く、そのマナーをチェックしているともいえます。

このように、離職理由は職場への適応性、マナーをチェックする質問として用いられる事が多く、それを踏まえた回答が求められているのです。

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