無職の時とあまり変わらない‐求人状況、雇用情勢、地域経済

アルバイトを始めましたが、無職の時とあまり景色が変わったわけではないというのが実感です。確かに無職時の悲壮感、絶望感は一時影を潜めましたが、だからといって少しでも光明が見えた訳ではありません。相変わらず長い闇のトンネルを彷徨っている気がします。雇用情勢、年齢、職歴、経験等の壁があって思い通りの就職ができないのが現実ですが、それよりも本人の意欲や希望が消えかかっているのが問題です。

 

バイトを始めたとはいえ求人情報は欠かさずチェックしていますが、内容自体は変わり映えしません。今まで散々求人情報は見てきましたが、時間が経ったからといって良い求人が出るとはいえないようです。良い求人とはどんなものかの議論は置いといて、地域が変わらない以上は求人状況が劇的に変わる事はありません。地域の経済は一朝一夕には変わらないものだし、求人倍率が劇的に改善されるわけでもありません。バイトを始めて少し時間が経ったとはいえ、ほとんど変わらない求人状況に落胆してしまいました。

 

だとすると結局は今ある求人に合わせて仕事を探すしかないのですが、今しているバイトも同じ様に探した訳で納得している訳ではありません。正直あまりやりたくないバイトですが、かといって辞めてすぐ仕事が見つかるとは思えません。始めてすぐこのような気持ちになるとは本当に心が弱いと思います。前回短期で離職した際も毎日辞めたいと思いながら我慢して来ましたが、今回はいつまで続くかわかりません。それでも少しでも稼がなければなりませんから、今は仕事の意味とか遣り甲斐とか考えずにただお金の事だけ考えて働くつもりです。

「無職の時とあまり変わらない‐求人状況、雇用情勢、地域経済」への3件のフィードバック

  1. 私も54歳で就職活動中です。昨年のリストラで仲間と起業とも考えやってみたのですがうまくいかず失業保険を受け取っている間に就職は、選ばなければ何とかなると思っていましたが年齢?個人のスキル?両方でしょうね 書類選考でおわりで面接までいきません。たまに即面接のみで選考しますという求人に応募しますが、やはり決まりません。今まで仕事で職場で会話をしていて厭なことも多々ありましたが 今は、しゃべる相手も居らず社会から孤立感を深めています。自分は今まで何をしてきたのだろうかとか価値がないのだろうか?日々なにをしたらいいのかと自問自答の毎日です。本を読んでも頭に入ってこず出歩いても他人が楽しそうだなの逆に疎外感を受けてしまいます。
    だけどとりあえず何かをしなければとハローワークへ行き諦めず応募書類をコツコツ作っている毎日です。いつかこのことが笑い話にできると思っています。お互いに頑張っていきましょう。

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  2. かつお様
    コメントありがとうございます。失業の苦労は本当に寿命を縮めるほど辛いですね。私も失業期間中に随分白髪が増えて老けた感じがします。心身ともに疲弊し、まさに生命力を削られた実感がします。社会からの孤立感、無力感、疎外感、無価値感などを私も感じています。話し相手がいないと本当に滅入ってしまいますよね。家族、友人、知人で理解があって相談できる方がいれば良いですが、なければ公的機関の無料就職相談やカウンセラーなどを利用できると良いかもしれません。就職活動に苦戦するのも時代の所為も多分にあると思います。景気が良ければ人手不足でこれほど苦労するとは思えないからです。就職も運だと思いますので、幸運をお祈りしております。

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  3. ケ・セラ・セラ様
    勝手にトラックバックさせていただきました。
    もう引退していますが、長年中高年の再就職支援コンサルタント
    をしていたので、何かとても実感がわいてきます。
    「中高年の再就職活動(3ヶ月と1週間で決める!)」という
    タイトルで1ヶ月ほど前から書き始めました。
    勝手なことばかり書いていますが、経験から得た本音を披露し、
    少しでも中高年の再就職活動者のお役にたてればと思っています。
    よろしければ一度覗きにきてください。
    (ブログ初心者のため、トラックバックの方法が良く分かっていません。
    おかしなことになっていたらごめんなさい。
    削除してください。)

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