離職から3カ月で内定が出ました

本日、待望の「内定」を頂きました。
先週の面接から約1週間待ちましたが、ようやく仕事が決まりました。
懸念されていた雇用形態は間違いなく正社員で、パートではありませんでした。
前職を辞めてから3ヶ月程度で再就職できる事になり、肩の荷が降りた気分です。
思えば離職してから散々悩み、日々生きた心地がしませんでした。時間ばかりが無駄に過ぎて、生活リズムが乱れ、うつ病になりかけました。

 

10年以上前にも失業を経験しましたが、その時は1年以上の失業期間があり、本当に失業の辛さを嫌というほど味わいました。あの時は資格取得のために勉強したりもしましたが、結局取得もできず無資格のまま就職せざるを得ませんでした。

 

当時の長く辛い失業の時期があったからこそ、二度とあんな思いは嫌だと前職を続ける事ができたと思います。働いている時はもちろん仕事の悩みやストレスがありますが、それでも失業している時の苦しみに比べればまだマシです。失業しているときは社会的地位も失い、自分自身の存在意義すら疑ってしまうのです。

 

当時はまだ若かったから良かったですが、今回の失業は中年になった事で本当に危機感がありました。中高年の就職は非常に難しく、今回の失業は真剣、慎重に取り組みました。有給消化中は図書館に通って数十冊の本を読んだり、自己分析をして自分を見つめなおし、各種資格取得に取り組みました。

 

遠回りのようですが、今回はすぐさま就職活動はせず、真剣に自分の人生を考える作業をしてみました。今までは仕事で忙しく、なんとなく惰性で生きてきましたが、あり余る時間の中で自分に真剣に向き合ってみたのです。自分は一体何がしたいのか、自分の人生をどう行きたいのか、何を大切に生きて行くべきかなど、この失業期間ほど真剣に考えた時期はありませんでした。

 

結果として自分の人生を見つめ直し、仕事だけでなく残りの人生をどう生きて行くかを考える事ができたと思います。ハッキリとした答えが出た訳ではありませんが、自分の人生の方向性が見えてきた感触はあります。

 

さて、肝心の仕事ですが、「内定」が嬉しい反面、正直不安もあります。職種は前職と関連性があるので今までの知識と経験をいかせると思いますが、果たして職場に馴染めるかどうかが心配です。
というのも前職の退職理由がワンマン経営者のパワハラだからです。中小企業にありがちな理不尽なワンマンで散々痛めつけられ、退職に追い込まれました。職場の同僚は皆退職を惜しんでくれましたが、逆らえば辞めさせられるので皆沈黙するしかありませんでした。

 

正直、私自身はその経営者を既に見限っていましたので離職した事は後悔していません。仕事は生活のためで、不況の中転職は大変との認識のもとで日々我慢に我慢を重ねてきたのです。ですから、次の職場では何とかうまく職場に溶け込んで頑張りたいと思っています。いくら仕事を頑張っても職場の人間関係に支障が出れば長く勤める事ができません。

 

この度、離職から3ヶ月程度で再就職できましたが、本当に大変なのはこれからです。就職はゴールではなく、あくまでスタートだからです。早期に再就職できたといっても職場に馴染めずにすぐ辞めてしまっては意味がありません。これまでの失業の苦しみを噛み締めつつ、前職の経験を活かして頑張りたいです。

「離職から3カ月で内定が出ました」への1件のフィードバック

  1. まとめtyaiました【内定が出ました】

    本日、待望の「内定」を頂きました。先週の面接から約1週間待ちましたが、ようやく仕事が決まりました。前職を辞めてから3ヶ月程度で再就職できる事になり、肩の荷が降りた気分で

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