ジャズミュージシャンになった大江千里‐何かを始めるに遅い事はない

今朝NHKのニュースで放送されていたのですが、大江千里さんがニューヨークでジャズミュージシャンになった事例を紹介していました。正直、大江千里といっても管理人は少し知っている程度ですが、皆さんはかなり詳しい方もいらっしゃると思います。

大江氏は2007年頃から日本での音楽活動を全て休止してニューヨークにジャズを学びに行きましt。それまで実績も知名度もあり、順調な音楽活動を続けてきたのですが、どうしてもジャズミュージシャンになりたいとの事で、渡米したようです。

 

仕事を全てキャンセルして失敗したら二度と音楽活動ができないと誓い、背水の陣でニューヨークに渡ったとの事ですが、47歳からの挑戦はいかに成功している氏ともいえど、不安だったに違いありません。
実際、地位も実績もある同氏はジャズの世界でも何とかなるだろうと思っていたそうですが、ジャズスクールの入学当初から自分の甘さを痛感したといいます。同じ音楽の世界といえども全く異なるジャンルの世界で、しかも独特なジャズ音楽は、さしもの大江氏でも当初は失笑されたほどだったそうです。

 

しかし、それでも持前の音楽センスや情熱で無事卒業し、ジャズピアニストとしてアルバムを発表するまでになりました。

 

元々、才能もあるミュージシャンなのだから成功するのは不思議ではないと多くの方が思うでしょう。一般庶民の、それも失業者に当てはめて考えてみるのもどうかという意見も当然です。

 

しかし、氏がインタビューで答えていた言葉が非常に印象的でした。
「自分がやりたい事をやるべきだ。47歳だからといって、何かを始めるに遅い事はない。遅いといってやらなければ絶対後悔する。」
まさにその通りだ、と思いました。何を言っているんだといわれそうですが、人生は短いもので、やりたい事をやらずに一生を終えるのは残念です。経済的事情、家庭や介護に追われていれば難しいのは当然ですが、それでも可能なら後悔しない人生を送りたいものです。

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